仕事先の方が帰って、まだギャラリーを開けるには30分も早い時間。
そこでウクレレを控え室から持ってきて・・






高そうなウクレレです。
「・・デス、っておまえのだろ?」
話は長くなっちゃうけど、絵本作家のまりちゃんの旦那さんがプロのミュージシャンで、ジェインのために持ってきてくれたんです。
絵本の読み聞かせの会をするときに、音楽があったら楽しいだろうなって話してたところから、どんどん進んで、私の腕の中で美しい音色を奏でているって状態なんです。
楽器の演奏なんて学校の音楽の授業以来だけど、見様見真似っていうか、まわりにいるみんなに教えてもらいながら、なんとなくウクレレの旋律が流れだしたところ。
ギャラリーがザワザワする前の静かなひと時、こうして練習をしてるんです。
ギャラリーは天井が高いし床が固いってせいか、お風呂の中みたいに音が響くんです。
ぶっちゃけたはなし、どんな音でも壁や天井に反射して、きれいな響きわたる音になるんです。
ここまで話をひっぱっちゃったけど、「我ながらいい音だすじゃん・・」なんて両方の耳で確認しながら、右手で弦をジェランジャランやってたら、入り口の外に人の気配。
「すみません、すぐ開けます(汗”)・・」
編集者のYさんが表で立っていました。
「ジェインの演奏を外から聞いてうっとりしてたのか」「耳が痛くなるので外でじっと耐えてたのか」どっちだったのか怖くて聞けませんでした。
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